椿餅を作ろう。

というわけで、飛鳥~平安時代の食べ物を再現してみよう計画。
第一弾は「椿餅(つばきもち)」に決定。

これは、源氏物語 第34帖「若菜上」で登場したお菓子です。読み方は椿餅(つばいもち)

「椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ」(源氏物語若菜上)
(椿餅、梨、柑子のような物が、いろいろないくつもの箱の蓋の上に盛り合わせてあるのを、若い人々ははしゃぎながら取って食べる)

とありまして。和菓子のルーツとも言われています。

具体的にどんなものだろうと思って調べてみると

椿餅(つばいもちひ)は、南北朝時代に書かれた源氏物語の注釈書『河海抄(かかいしょう)』によると、
「椿の葉を合わせて餅(もちい)の粉に甘葛(あまずら)をかけて包みたる物」
ということだそうです。

あまずらというのは、つたの一種から取れる樹液を煮詰めて作った甘味料。メープルシロップ的なものか?
それを餅の粉に混ぜて団子状にして椿の葉ではさんだもの、らしい。

椿餅自体は、現在も形をやや変えて伝えられ、1~2月の和菓子として売られている店も多いようです。

で、椿餅の餅の粉はどうやら、現在で言う所の道明寺粉に当たるらしいです。

つまり、「桜餅」的なイメージな感じのようです。

あまずらを再現するのは・・・ちょっと無理だけど、現代には砂糖もあるし、平安時代高価だった蜂蜜も有る。
水あめもある。何とかなりそうである。

あとは、椿の葉っぱである。

これが実は中々難しかった。家の近所には山茶花は大量に生えているが、椿は年々少なくなり、近所の家でも
去年ばっさり切ってしまったとの事。

仕方が無いので、職場の人たちに聞いた所、庭にあるよといってくれた人が二人いたので、お願いした。

そして今日、20枚ほど持って来てくださったので、ありがたく頂戴し。保存の為に氷付け冷凍にしました。

流石に来年まで取っておくのは難しいので、とりあえず、数日中にお試しで作ってみるつもり。

平安再現バージョンと、現代バージョンの二種類を計画中。
平安再現バージョンは甘味料を蜂蜜か麦芽糖、砂糖を使う場合は黒砂糖(黒砂糖は遣唐使が当時持ち帰っていた為)を使用。

現代バージョンは中に漉し餡を入れて、砂糖もしくは水あめで甘みをつけます。


さらに、もちの材料として、道明寺粉と粳米(もち米)を使ってみようと思います。

道明寺粉は、粒の大きさが色々あるとの事で、なるべく細かいものを使用。
頭という一番細かいのは・・・なんか滅茶苦茶高いんだが・・・(汗)
その上の5つ割にしとこうかな・・・(汗)

粳米バージョンは、自分で砕けばいいので適当に。

とりあえず、一度には時間的にも難しいので、最初は道明寺粉で作ってみようと思っています。
最終的にはあまずらも再現したいんだけどね・・・。無茶言うなw

さてはて、どうなる事やら。
Theme: 手作りお菓子 | Genre: 趣味・実用

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